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2020.12.25 「Salesforce - Winter '21 新機能をチェック(後編):Pardot, Einstein Analytics 編 + Spring '21 Sandbox プレビューの案内」

≪  2020.11.06 「Salesforce - Winter '21 新機能をチェック(前編):Sales Cloud, Service Cloud, Lightning Platform 編」

 

お世話になっております。
ウフル カスタマーサポート Salesforce 担当の 後藤 でございます。

 

お久しぶりでございます、諸事情につき前回のリリースから少々時間が空いてしまいました。楽しみにしていただいた方申し訳ございません。

今までは毎週お送りしておりましたが、今後は無理のない形で、月1~2回のペースで継続して皆様にお役立ち情報を提供できればと考えております。

 

 

まずは重要なお知らせ、年末年始弊社営業日のご案内をさせていただきます。

 

 

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2020年12月(年末)~2021年1月(年始)のスケジュールについて、以下の通りとさせていただきますので、 ご了承の程、何卒宜しくお願いいたします。

 

 

■ 年内最終日(12月29日)の対応について

15:00 までにご連絡いただいたケースについては、当日中に一次回答をいたします。

15:00 以降にご連絡いただいたケースについては、1月4日の対応とさせていただきます。

 

■ 休業中の対応について

休業中は、電話、メール回答ともにお休みさせていただきます。

メールは休業中も受け付けております。お休み中にいただきましたお問い合わせにつきましては、翌営業日以降順次ご対応させていただきます。予めご了承下さい。

https://csminfo.uhuru.jp/hc/ja/articles/203703640

 

 

続いて、こちらも重要なお知らせ、Spring '21 Sandbox プレビューの開始についてです。

 

 

* Spring '21 Sandbox プレビューに参加するには

 

Spring '21 Sandbox プレビューのお知らせ

https://help.salesforce.com/articleView?id=000355928&language=ja&mode=1&type=1

 

 

新機能リリースで知っておくべき4つのアクション ~Spring ’21

https://successjp.salesforce.com/blog/function-guide/CSG-0000126

 

 

Spring '21 Sandboxプレビュー期間 (AP* インスタンスに紐づくCS* インスタンス): 

2021年1月9日 から 2021年2月14日(日本時間)

 

 

Sandbox プレビューに参加する方法(& 参加を回避する方法)を改めて確認しましょう。

 

 

【新規 Sandbox で参加する場合】

1月8日午前11時(日本時間)までに Sandbox を作成します。

 

一点ご注意いただきたいのが、「この時間までに Sandbox の作成が完了していること」が条件になります。

この時期は多くのお客様が Sandbox 作成および更新のリクエストを行うため、待機キューに多くのリクエストが配置されることになり、リクエストしてから Sandbox の作成が完了するまで時間が掛かります。(過去、リクエストから完了まで2日掛かったという事例もあります!)

そのため、Sandbox プレビューに参加される場合は、早めの Sandbox 作成を強くお勧めします。

 

【参加しない場合、および一旦参加した Sandbox プレビューを取り消す場合】

 

Sandbox プレビューによって Spring '21 にバージョンアップされたのちも、諸事情によって Winter '21 環境に戻す必要が生じる場合もあります。

例えば、変更セットの本番環境へのリリースを行う組織(いわゆる "Staging" もしくは "UAT 環境")では、本番組織とバージョンが違うことにより、Apex クラスや Visualforce ページ、Lightning Web コンポーネントなどのリリースに支障をきたすことがあります。

その場合、1月8日午前11時以降に Sandbox をリフレッシュすることで、Winter '21 のバージョンに戻すことができます。

もちろん、2月14日の本番環境への Spring '21 リリースで、全ての Sandbox も同時に自動バージョンアップされます。

ご注意いただきたいのが、Sandbox プレビュー実施期間中に Sandbox をリフレッシュすると、強制的に Winter '21 環境となるため、一旦リフレッシュすると Spring '21 環境にする方法が一切ないという点です。

 

 

【既存 Sandbox で参加可能か確認する方法】

 

本番環境にリリースしていない設定が残っているなどの理由で、Sandbox のリフレッシュができないという場合も多々あるかと思われます。

その場合、現在の Sandbox がどのインスタンスに属しているか確認することで、リフレッシュせずにそのまま Sandbox プレビューに参加できる可能性があります。

冒頭に記載した Salesforce 公式ヘルプを参照し、当該 Sandbox のインスタンスが "どちら側" になるかを確認したうえで、以下のアクションを取ります。

 

<プレビュー対象インスタンスの場合>

「参加する場合: リフレッシュしないでプレビュー開始を待つ」

「参加しない場合: 期限後にリフレッシュする」

 

<プレビュー非対象インスタンスの場合>

「参加する場合: 期限前にリフレッシュする」

「参加しない場合: そのままにする」

 

お客様の環境で、構築やカスタマイズした部分がバージョンアップ後も正しく動作するかどうかを確認するという意味でも、Sandbox プレビューは大きな意味を持ちます。

特に Visualforce や Apex などのプログラム開発を導入している場合、もしくはコミュニティでゲストユーザにデータの公開をしている場合などは、バージョンアップによって従来使用してきた機能が仕様変更により挙動に相違が生じる可能性も高いですので、Sandbox プレビューへの参加を強くお勧めします。

 

 

重要なお知らせが済んだところで、少々間が空いてしまいましたが、Winter '21 新機能ダイジェストの後編をお送りします。今回は Pardot と Einstein Analytics の新機能のうち、CRM (Sales Cloud や Service Cloud など) ユーザに関係しそうな部分をピックアップいたします。

 

 

* Winter '21 Pardot の新機能

 

 

Sales Cloud ユーザにとって大きな機能改善が行われました。

「取引先レコードの取引先責任者関連リスト、および取引先責任者のリストビューから Pardot リストに直接追加できる」ようになりました。

(リストビューからの追加アクションは Summer '20 の時点で実装されていましたが、取引先の取引先責任者関連リストからの追加は今リリースの新機能です。)

これにより、Pardot Lightning アプリケーションに画面を切り替え、プロスペクトの画面を開いてリストに追加する、という煩雑な手続きを経ずに、「関連リストまたはリストビューを開く → 対象のコンタクトを選択 → ボタンをクリック」という3アクションだけで Sales Cloud から Pardot へのプロスペクト追加が可能になりました。

(※ 画面例ではタブ名変更にて「取引先 → 企業」「取引先責任者 → 企業担当者」に変更してあります。)

 

 

 

「Pardot リストに追加」と「Engagement Studio リストに追加」ボタンがそれぞれありますので、用途に合わせてボタンを使い分けます。

Engagement Studio については以下ヘルプをご参照ください。

  

Pardot Engagement Studio での再利用

https://help.salesforce.com/articleView?id=pardot_engagement_studio.htm&type=5

 

ボタンを表示するには、それぞれ以下の設定を行います。

 

取引先の取引先責任者関連リストの場合: 

ページレイアウトの関連リストプロパティ設定にて「ボタン」を開き、それぞれのボタンのチェックをオンにします。

 


 

 

取引先責任者の関連リストの場合:

オブジェクトマネージャの「Salesforce Classic の検索レイアウト」を開き、リストビューの「編集」より、それぞれのボタンのチェックをオンにします。

 


 

 

取引先の取引先責任者関連リストからのプロスペクトリストへの追加

https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter21/release-notes/rn_pardot_add_list_contact_related_list.htm

 

 

続いては、「解決済み同期エラーの再同期を一括でトリガする」機能です。

 

Pardot プロスペクトに行った変更を Sales Cloud のリードや取引先責任者に同期させる際、Sales Cloud 側の諸要因で同期に失敗することが少なからずあります。

例えば、取引先責任者にレコード保存の際動作する Lightning フローや Apex トリガ を仕込んでいる場合、同時処理数の上限を超えたために "UNABLE_TO_LOCK_ROW" エラーが発生するといったことが起こり得ます。(以下キャプチャの場合)

Pardot プロスペクトの同期を優先するため、Sales Cloud 側のフローを一時停止し、同期エラーのリストから対象プロスペクトを複数選択して、画面左下のメニューから「プロスペクトを再同期」を行います。

正しく同期され、同期エラーのリストからプロスペクトが消えたら、Sales Cloud 側でフローを再有効化します。

 

 


 

 

今まではプロスペクトの詳細を開いて一件ずつ同期を行うか、プロスペクトを再度取り込むといったアクションが必要でしたが、「プロスペクトを再同期」オプションの追加によって、同期エラーの解決がより簡潔かつ短時間で行えるようになりました。

 

 

解決済みエラーを使用したより簡単なプロスペクトの同期

https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter21/release-notes/rn_pardot_resync_prospects.htm

 

 

 

引き続いて Einstein Analytics の新機能です。

新機能というよりは、「ブランドの刷新」が最大のトピックです。

 

 

* Einstein Analytics から「Tableau CRM」へのブランド刷新

 

 

そもそも Tableau は Salesforce とは別会社から提供されていた BI ツールでした。

昨年8月に Salesforce によって買収されましたが、「Heroku (2011 年に Salesforce に買収された Paas = プラットフォームサービス) のように Salesforce ブランドを冠さず、独自のサービスとして継続提供される」か、「Marketing Cloud (元 ExactTarget) のように Salesforce ブランドを冠してサービス体系に組み込まれるか」が注目されていましたが、従来の Salesforce ネイティブのサービスである Einstein Analytics と統合して新ブランドを冠することを選択したようです。

Salesforce が Tableau の買収を完了 - 2019/8/1

https://www.tableau.com/ja-jp/about/press-releases/2019/salesforce-completes-acquisition-tableau

エディションの体系については大きな違いは発生していないようです。

Sales Cloud に Einstein のスコアリングとインサイトの機能を付与するのが月額 6000 円の「Sales Cloud Einstein」、Einstein Discovery (予測とストーリーの掌握)については、月額 9000 円の「Einstein Predictions」、従来の Einstein Analytics に相当するものが月額 15000 円の「Tableau CRM Growth」、Discovery と Analytics の両方をカバーするのが月額 18000 円の「Tableau CRM Plus」になります。

 

 

Tableau CRMの料金

https://www.salesforce.com/jp/editions-pricing/crm-analytics/

 

では、具体的にどこが変わったのかについては、Tableau 側の機能についても理解をする必要があるため、すぐに「これは!」とは言うのも難しいですが、カスタマーサポート通信のターゲットは「Salesforce CRM 標準機能を使いこなすシステム管理者」の皆様なので、Sales Cloud や Service Cloud への関連性が高いものから優先して、追々取り上げていく方針です。

 

Tableau CRM - よくある質問(FAQ)

https://www.salesforce.com/jp/products/crm-analytics/faq/

 

 

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諸事情により1ヶ月以上配信が止まっており、ご期待を頂いていた皆様には大変申し訳ございません。

前回の記事でご紹介しました「レコードの削除前に実行するフローのトリガ」を使用した「条件に基づくレコードの削除の制御」について、詳しく取り上げてほしいとリクエストを頂いておりましたが、時間上の都合で今回取り上げることができませんでしたので、次回の配信(1月中旬を想定しております)にて、こちらも別途ご要望を頂いております「Einstein ボットを使ってみた」と併せて、たっぷりと取り上げさせていただければと思っております。

他にもご不明点や「この機能をもっと掘り下げてほしい」ご要望ございましたら是非お知らせください。

今後ともウフル カスタマーサポートを引き続きご愛顧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


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