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2019.10.24「Salesforce - Winter '20 新機能をチェック(1):Lightning Experience ToDo リストビュー& ごみ箱」

≪ 2019.10.16「Salesforce が Winter '20 にバージョンアップされました。新機能はリリースノートでチェックしましょう!」

2019.10.30 「Salesforce - Winter '20 新機能をチェック(2):アプリケーション内ガイダンス」

 

お世話になっております。

ウフル カスタマーサポート Salesforce 担当の 後藤 でございます。

 

先週のカスタマーサポート通信でもお知らせいたしました通り、 お使いの Salesforce が Winter '20 にバージョンアップしております。

 

新機能および機能改善の全内容については、 リリースノートをご確認いただければと存じますが (  https://releasenotes.docs. salesforce.com/ja-jp/ ) 、本ニュースレターでも、 硬軟取り混ぜて多岐にわたるポイントの中から、「 柔らかい方から順に」 ピックアップしてご案内させていただきます。

 

1.Lightning Experience ToDo リストビュー(ワンクリックで完了をマーク)

 

 

Winter '20 の特徴は、一言でいえば「Lightning Experience (通称 "LEX") の機能強化」が多数盛り込まれている点です。
従来の Salesforce Classic (以下 "Classic" と略します) ではできていたのに LEX ではできないことが未だ残っていましたが、今回のリリースで、 その多くの部分が改善され、かつ「LEX でしかできないこと」もプラスされていたりもします。

 

LEX の ToDo リストビューに、待望の「ワンクリックで完了をマーク」 機能が実装されました。
Classic でも、ホーム画面の  ToDo リストで「完了をマーク」列がありましたが、 こちらはクリックすると ToDo の編集画面に遷移し、「保存」 をクリックしないと完了をマークできませんでしたので、 文字通りの「ワンクリックで完了」機能の実装になります。
日々多くのタスクを抱える営業担当者にとって、ToDo の完了に掛かる手数が半分以下になるのは、 きっと大きな助力になるはずです。

 

 

関連リリースノート
「ワンクリックでの ToDo の完了」

 

2.Lightning ごみ箱の実装

 

なんと、今の今に至るまで、LEX には「ごみ箱」がありませんでした。
それが今回のリリースで、ようやく実装され、かつ LEX でのみ使用可能な新機能もプラスされております!
Salesforce も事の重大さを重々認識しており、Winter '20 リリース後に LEX でログインすると、画面の右下に「LEX でもごみ箱が利用可能になりました!」 とポップアップで大々的に知らせているのをご覧になった方も多い と思います。

 

(実はあのポップアップ、今回のリリースで「 ユーザがカスタマイズできる」 機能として提供が開始されています。 これは次回のカスタマーサポート通信でじっくりご案内させていた だく予定です。)

 

削除したデータを復元するには、今までは Classic に戻らなければいけなかったのですが、今回のリリースで、LEX 上で直接ごみ箱にアクセスできるようになりました。

 

ごみ箱にアクセスする方法は次の二つです。

 

* 「アプリケーションランチャー」を開き、「すべての項目」から「 ごみ箱」をクリックする
* ナビゲーションバー(Classic 風に言えば「タブ」)に「ごみ箱」を追加する

 

「アプリケーションランチャー」は、 ナビゲーションバーの一番左にある3× 3ポイントのアイコンをクリックすると開く画面です。

 

 

 
この画面を開いて毎回ごみ箱を探すのは大変なので、 普段使うアプリケーションに追加しておきましょう。
ナビゲーションバー右端の鉛筆アイコンをクリックすると「 ナビゲーション項目を編集」メニューが表示されるので、「 アイテムをさらに追加」をクリックして「ごみ箱」を追加します。
並び順( 上に行くほどナビゲーションバー上では左に表示されます) はドラッグ操作で入れ替えができるので、「ごみ箱」 は適度なところまで上にあげておきましょう。

 

 
さて、ごみ箱メニューの追加が完了したら、 さっそくアクセスしてみましょう。
これでようやく、誤って削除したレコードの復元のたびに Classic に戻らずに済みます。

 

 

操作手順自体は Classic のものと大きな違いはありませんが、「ごみ箱から削除する」 手順にちょっとした改善が加えられています。
Classic では「復元」と「ごみ箱を空にする」でしたが、LEX 版ごみ箱では「復元」と
「削除」になっています。つまり、 任意のレコードを選んで完全に削除することが可能になったという ことです。
お客様から「契約が終了になったので、 弊社の情報を完全に削除してください」 と要望を受けることも多々あると思います。 そのような場合に臨機応変に対応できるようになったのは、 実は結構「大きな」改善だと思いますが、皆さま如何でしょうか?

 

一つだけ注意点があります。LEX ごみ箱は「レポートとダッシュボードに対応していない」 制限がまだ残っていますので、この場合はお手数ですが Classic に切り替えてご対処ください。

 

関連リリースノート
「Lightning Experience でのごみ箱へのアクセス」

 

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今回は Winter '20 新機能の「一番柔らかい部分」 を導入代わりにご紹介いたしました。
次回は、本文でもさらっと触れた「 あの右下に出てくるようになった通知のアレ、 自分で作れるらしいんだけど、 どんな場合にどうやって作ればいいんだろう」 という点について掘り下げていく予定です。
ちなみに機能名は「アプリケーション内ガイダンス」です、 ご関心ございましたらリリースノートで予習いただければ幸いです 。

 

今後ともウフル カスタマーサポートを引き続きご愛顧いただきますよう、 何卒よろしくお願い申し上げます。

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