商談の完了日を過ぎたら、金額など特定の項目を標準ユーザが編集できないようロックする運用を考えています。どのような方法で実現できますでしょうか。

 

「ワークフロールールを使用し、異なるページレイアウトを紐付けたレコードタイプを項目自動更新で切り替える」ことで可能となります。

具体的な手順は以下の通りです。

１．２つのページレイアウトを用意します。
　　＞一つは完了前用で、各項目は参照/更新可能にしておきます。
　　＞もう一つは完了後用で、指定した項目をプロパティ設定で参照のみとしておきます。

２．２つのレコードタイプ（「完了前」「完了後」）を作成し、上記ページレイアウトを
　　それぞれ関連付けておきます。
　　＞「完了後」については、どのプロファイルでも使用できないようにします。
　　　それにより、新規作成時は「完了前」が自動的に適用されるようになります。

３．ワークフロールールを以下のように設定します。
　　＞評価条件：レコードが作成されたとき
　　＞ルール条件：数式＝ true （全件が対象となるようにします）
　　＞タイムトリガ：完了日の０日後
　　＞時間ベースのアクション：項目自動更新 - レコードタイプ
　　　（更新後の値：「完了後」）

上記ワークフロールールによって、次のような動きとなります。
＊　商談の新規作成時は自動的に「完了前」レコードタイプが割り当てられます
＊　作成時、全レコードに「完了日に発動する」タイムトリガが設定されます
　　（「完了日」を必須項目にする設定が必要です）
＊　「完了日」で指定した期日を迎えると、項目自動更新が発動し、レコードタイプが
　　「完了後」に更新されることによってページレイアウトが切り替わり、指定した
　　項目が、システム管理者以外更新できなくなります

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