[Salesforce] データローダにログインの際に "Failed to send request to ~" エラーが発生する
データローダからログインの際に "Failed to send request to" 「リクエストの送信に失敗した」という主旨のエラーメッセージが表示されてしまいます。また管理組織の中にもログイン履歴が残っていません。その接続方法と対応を教えてください。
データローダのクライアントアプリケーションのメニュー [Settings] を開いてご確認をしていただく必要があります。今回のエラーの場合は、主に以下の4つの原因が考えられます。
1. サーバ名をご確認ください
- サーバ名が https://login.salesforce.com に設定されていることをご確認ください。
- Sandbox を使用している場合は、URL は https://test.salesforce.com となります。
2. プロキシを使用している場合は、設定をご確認ください
"Failed to send request to https://www.salesforce.com/services/Soap/u/19.0" ("https://www.salesforce.com/services/Soap/u/19.0 へのリクエストの送信に失敗しました")エラーは、一般的に、プロキシサーバーでアクセスがブロックされた場合に発生することが多いとされております。御社ネットワークにて、インターネットへの接続にプロキシサーバーを経由している場合、データローダの [Settings] にて、プロキシサーバの情報を設定する必要があります。
以下の情報について、貴社の IT 部門へご確認ください。
- Proxy host
- Proxy port
- Proxy username
- Proxy password settings
3. ネットワーク接続またはローカルマシン上の問題をご確認ください
Salesforce 組織の [ログイン履歴] にて、データローダ経由のログインエラーの履歴が記録されている場合、ログインのステータスをご確認してください。次の原因で失敗したログインを探してください。
- 誤ったパスワード
- ログイン制限
- 必要なセキュリティトークンがない(データローダのログインにはパスワードのあとにセキュリティトークンをつける必要があります)
セキュリティトークンに関しては下記のURL をご参照ください。
セキュリティトークンのリセット方法
https://help.salesforce.com/articleView?id=user_security_token.htm&type=0
弊社ナレッジベースにも関連記事がございますのでよろしければご確認ください。
[Salesforce] データローダのみでログインに失敗し、ログイン履歴に「API セキュリティトークンが必要です」と記載されている
https://csminfo.uhuru.jp/hc/ja/articles/115000135641
4. インスタンスを確認してください
Server host を https://instance_name.salesforce.com に設定してください。instance_name はあなたが使用している Salesforce インスタンスです。(日本のお客様の場合は、ap0 / ap1 / ap2 / ap3 / ap4/ ap5 のいずれかになります。ブラウザでログインのうえホーム画面の URL にてご確認ください)
以上の回避策を試してもデータローダに関する問題が解決しない場合は、データローダをアンインストールし、再度、インストールしてください。PC 側の問題かどうかを切り分けるために、他のマシンへデータローダをインストールすることもご検討してみてください。
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